プロッタの清掃方法

2016年8月19日

プロッタとは、図面データを出力する装置のことです。

主に建設を行う際の図面データを出力する際に用いられるのですが、ビットマップデータとして出力するプリンタとは違い、プロッタはベクトルデータ(直線、曲線の集合)で出力を行う仕組みになっています。

なので、プロッタの清掃方法についてもプリンタとは違い、状況に よって清掃方法が異なるという違いまで存在するのです。また、プロッタにはペンプロッタと呼ばれる、ペンによる入力をそのまま出力するプロッタも存在すれば、入力されたデータをビットマップデータに変換するラスタプロッタというプロッタも存在します。

次にプロッタの清掃方法を案内させていただきますが、清掃の際にはどの程度で清掃が必要なのかチェックしましょう。

例えば、あまり使用感のないプロッタなのであれば、ティッシュを濡らして汚れを取る程度でも問題ありません。使用感が少ない上質なプロッタであれば、この程度の清掃が確認できれば査定においても高額査定になることが多いためです。

そもそも、プロッタは多く使用されるケース、使用そのものが頻繁ではない ケースに分類されるので、少し使用感が見える程度であれば清掃も細かく行う必要がないのです。これがプリンタとは違った、プロッタだけの魅力と言えるでしょう。

次に使用感だけでなく、細部に汚れが目立つようであれば清掃方法を変えて、プロッタをキレイにしてあげましょう。

このようなケースでは、プロッタのヘッド部分がかなり汚れていると思って問題ありません。なので、ヘッド部分を中心としてキレイに清掃したほうが良いです。また、清掃において注意点があるのですが、あまり力を入れて汚れを落とさないようにしてください。精密機器でもあるので、汚れが細かい部品の間に入っていく恐れがあるからです。このような洗浄、清掃を繰り返しているとプロッタそのものがダメになっ てしまうこともありますし、査定においても高額査定が出にくくなってしまうかも知れません。

ヘッド部分を清掃する際は、超音波洗浄器など専門的な器具を用いてキレイにすると、人力で行うよりもかなりキレイに清掃できますし、仕上がりについても納得のいくものになりやすいです。

プロッタの清掃方法